教育ソフトウェアの大学FD学習会2019の講師をご紹介いたします。
目次
概要

大学FD学習会2019
1限目(10:40~12:15)
午前の部は、講演と質疑応答で構成されています。
講師:森 朋子 先生(関西大学 教育推進部)
略歴
専門:学習研究、学習理論
人がどのように学ぶのか、学びのメカニズムとプロセスを解明し、その知見を教育現場に活用する学習研究が専門。
ケルン大学哲学部Magister 修了後、大阪大学言語文化研究科前期・後期課程修了(言語文化博士)。
島根大学准教授を経て現職。
現在、文部科学省中央教育審議会臨時委員(大学分科会)、同教育再生加速プログラム委員、東京大学情報学環反転学習社会連携講座フェローなどを兼務。
テーマ:学修成果の可視化を考える
2018 年度より日本の認証評価制度は第3 サイクルに入りました。
第2 サイクルとの大きな違いは、学修成果を可視化するということ、またそれらをチェック機能と位置づけた内部質保証システムを構築することの2 点と言えます。
この2つに共通しているのが、大学として何を教えたか、ではなく、その結果、受け入れた学生がどのような学びを得たのか、という視点の転換です。
ただ前提として、学生の豊かな学びのすべてを捉えることはできません。
それでも大学や学士課程のDP に関係する学びは、大学の責任として多面的に評価する努力が必要です。
そこで本講演では、すでに第3 期認証評価を終えた関西大学の事例を扱いつつ、学生の学修成果を可視化するコツや方法についてお話します。
2限目(13:30 ~ 15:50)
午後の部は、ご講演とワークで構成されています。 ※途中休憩を含む
講師:篠田 雅人 先生(宝塚大学 東京メディア芸術学部)
略歴
東京大学大学院教育学研究科大学経営・政策コース修士課程修了。
財団法人職員、学校法人職員、山口大学大学教育機構大学教育センター助教(特命)を経て現職。
専門は、大学経営・政策、IR、教職員能力開発(FD・SD)。
講師:秦 敬治 先生(岡山理科大学)
略歴
九州大学大学院人間環境学府 発達・社会システム専攻 博士課程修了。
専門は、教育学、高等教育経営、リーダーシップ教育。
西南学院大学職員、愛媛大学教育企画室教授、追手門学院大学副学長などを経て現職。
大学教職員の能力開発や学生のリーダーシップ養成を行う。
NPO 法人西南フットボールクラブ理事長としての顔も持つ。
テーマ:大学教育の「エビデンス」を考える
近年の高等教育政策では、「エビデンス」が強く求められています。
大学としては、認証評価のために必要となる自己点検・評価報告書の作成のみならず、在学生に対する指導や、受験生や保護者に向けた入試広報におけるアピールの材料としても、オリジナリティのある「エビデンス」を提示できるようにしたいところです。
とはいえ、そもそも何が「エビデンス」になりうるのか、「エビデンス」の基となるデータにはどのようなものがあるのか、といったことが整理できているでしょうか。
そこで、午後の部では、各種ワークを通じて、「自大学のエビデンス」を考えていただくととともに、その一助にもつながることを目指して現在開発が進められているデジタルツールのご紹介もします。
3限目(16:00 ~ 16:40)
講師を交えて、意見交換会(森朋子先生・篠田雅人先生・秦敬治先生)
森先生、篠田先生、秦先生を交えて、意見交換を行います。
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