インタビュー日:2018年4月

帝京科学大学 さま

帝京科学大学 さま

アンケートの実施からフィードバックまでの組み立てやFDのトレンドまで、幅広く質問や相談をできるのが助かっています。

帝京科学大学
篠原 正典 先生(生命環境学部 自然環境学科 准教授)/成井 祐二 様(教務課 教務第1係)

導入事例の概要

全3キャンパス・14の学科でアンケートを実施

帝京科学大学様からは2009年度より授業改善アンケートの集計業務一式を承っております。
全学的な取り組みとして、全3キャンパス・14の学科でアンケートを実施しており、当社で業務を承っている大学様の中でも、非常に規模が大きなものとなっております。
加えて、キャンパス・学科・科目等の組み合わせによる全32分類別での集計や、科目毎に前回の結果と比較を行うといった処理も行っており、FD委員会様でデータをご活用いただいております。
科目数も多く、複雑な集計処理を行っておりますが、ご担当者様のご協力のおかげで、毎年集計結果をご納品させていただけております。

課題 ・集計・分析を一部の先生に頼ってしまっている
・マークシートの読込みや集計結果の出力・返却に手間がかかっている
ご利用サービス 授業アンケートアウトソーシング処理サービス

導入の背景

ご導入の経緯など、帝京科学大学様にお話しいただきました。

継続的に実施していくためにも外部委託を検討

当時の担当者から聞いた話ですが・・・
もともと教育ソフトウェアさんからOMRシステムを購入していて、授業アンケートも学内で処理していたと聞いています。

アウトソーシングサービスの紹介もしてもらっていたので、集計・分析を一部の先生に頼ってしまっていたこと、マークシートの読込みや集計結果の出力・返却に手間がかかっていたことを踏まえ、継続的に実施していくためにも外部委託を検討し、実績のある教育ソフトウェアさんに委託することにしたとのことでした。

アウトソーシングサービス導入の効果・ご感想

導入後の効果や感想についてもお話しいただきました。

「すぐに聞ける」という安心感

「すぐに聞ける」という安心感
やはり良かったなと思うのは、実績が豊富なので、色んな質問をできる所ですね。
全学的な取り組みをしていく上で、「どうすればいいのか分からない」という状況になることはたくさんあります。
何をどうすればいいのかというノウハウがないと、活動を展開していくのが難しいですよね。
教職員でFDの担当が変わることもあるので、その度にゼロからスタートするのは大変です。

そういった点では、アンケートの実施からフィードバックまでの組み立てやFDのトレンドまで、幅広く質問や相談をできるのが助かっています。

事務的な負担も軽減

教育ソフトウェアさんのサービスのおかげで事務的な処理が軽減されているところもありますね。
マークシートのような紙媒体でのアンケート実施だと、モノの管理が大変な時もあって、先生方へ返却する時に、無回答のものを抜いたり、いつまで取っておくのかを考えて、スペースを確保したりといったことが結構手間でして・・・

教育ソフトウェアさんでは、回答済みのマークシートを一定期間保管しておいてくれるので、そういった手間が省けています。
やっぱりアンケートへの回答率のことを考えると、紙での実施は有効な手段ですから、こういったサービスをしてくれると助かりますね。

今後のFD活動に向けて

今後の活動に向けて、まだまだ検討していかなければいけない点はあると感じます。
設問項目ひとつをとっても、改善要望が出てきますし、全学的に行われる重要な取り組みとしての意識をもっと先生方へ浸透させていく必要もあると思います。
また、先生方への結果のフィードバックも、もっとスピーディにしたいですね。

現在は、紙媒体で結果を返しているので、どうしても時間がかかっている部分があります。
教育ソフトウェアさんでも、速報版と正式な集計結果での段階的なフィードバックやWebシステムの活用なども提案をしてくれているので、今後検討していきたいと思います。

弊社担当者よりお客様へ

いつも弊社へご用命いただき、ありがとうございます。
長年のお付き合いの中で、当社が準備から集計結果の納品まで滞りなく行えているのも、貴学のご担当者様の多大なご協力のおかげでございます。
深く御礼申し上げます。