インタビュー日:2021年5月

関西学院大学 社会学部事務室 さま

関西学院大学 社会学部事務室 さま

学部教育の質の向上への取組みのひとつとしてOMRシステムによる出席と成績管理の一元管理を実現。 出席と採点をソフト上で行い、効率良くデータ管理できるので特に多人数の講義で教員の負担が軽減されています。

ご要望と実現のポイント

煩雑になっている出欠と成績管理を効率化したい

採点ソフトで出席管理を行なうことが可能。

担当教員の作業負担を軽減し教育時間を確保したい

システム導入により作業が軽減。

サービス概要

お客様 関西学院大学 社会学部事務室 さま
運用内容 出欠管理
授業内試験の採点
ご購入システム OMR機器:SR-6000
読み取りソフト:まるごと君21
採点ソフト:採点くん(カスタマイズ版)

導入の背景

よりきめ細かな教育の時間を確保するため、OMRを導入しました

関西学院はキリスト教主義に基づく「全人教育」のもと「世界を視野におさめ、他者への思いやりと社会変革への気概を持ち、高い見識と倫理観を備えて自己を確立し、自らの大きな志をもって行動力を発揮する人材」を育てることを目指しています。

それを実現するために、学生には自ら計画を立て主体的に学ぶことを求めています。
また、教職員は教育するのではなく、学生のもつ能力を自らが引き出せるように努めています。

OMRシステムのことは大学生協を通じて知り、2010年3月に導入しました。
それまでは、各教員がそれぞれ独自の方法で出席と成績を管理していました。
1人の担当教員が多くの履修学生の出席票の整理や採点結果の記録等をするのに、作業時間負担がかかり過ぎるという問題を抱えていました。

学部教育の質の向上への取組みのひとつとして、担当教員の作業負担を軽減し、学生に対する成績評価やフィードバック等、よりきめ細かな教育の時間を確保することが主な目的で導入を決めました。

導入の効果

学事システムやWebと統合してさらに情報を活用したい

出席確認を簡単に行なうことができる上に、データ上での成績管理が可能なので、特に多人数の講義で有効に活用されるようになりました。

導入当初は、採点後のデータ並び順(成績一覧表)が得点順と番号順のみだったのですが、使いながらシステムを見直して、名簿順、取込順、「欠席」表示を追加カスタマイズをお願いしました。
これにより、教員の作業負担はさらに軽減されています。

先生方が煩雑な事務作業から解放され、本来あるべき教育現場に専念できるようになったことで学部教育の質が上がり、たいへん満足しております。

今後はOMRで抽出したデータを学事システムと自動連携させ、同時に学生が利用するWebにも反映できれば、教員だけでなく事務局も出欠状況や成績を把握でき、学生のモチベーション向上にも繋がるのではと考えています。

担当からお客様へ

いつもお世話になっております。

OMR導入で教員さまの負担が軽減して、本来の教育時間を取り戻せたご様子ですね。
お役に立てましたこと、とても嬉しく思っています。

学事システムやWebとの連携については、他校さまで入試や履修を学事システムと連携させている事例もございますので、実現可能です。
ぜひ前向きにご検討のうえ、どんな小さなことでもご相談ください。

これからも、どうぞよろしくお願いします。