アンケートを外部委託することで、「改善」に傾注できるようになりました。 教員への結果フィードバックをスピードアップすることで、学期内での「改善」に活用できております。
サービス概要
お客様 | 私立K大学(工学系) ご担当者 さま |
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サービス内容 | アンケート用紙作成 読み取り集計 |
導入の経緯
初めてお会いしたのは、2009年6月に首都大学東京にて行われた大学教育学会の大会で貴社が出展されている時でした。
大学教育学会の大会はFD関連のテーブルなどが多彩ですので、皆さん本当にFDに悩んでらっしゃる方が大勢こられます。
もちろん私もその中の一人ですからFDについて悩んでいました(笑)
そこでたまたま休憩時間に教育ソフトウェアさんのブースにふらっと寄ったときに、営業の方に現在の授業アンケートに取り組みをお話し、「是非提案・見積をさせてください」ってことで、ご提案をいただきました。
たまたま担当いただいた営業マンの熱意がすごくて(笑)一度委託してみようかということになりました。
導入の効果
導入前
かつては、アンケート用紙のデータ化などを全て自分で行なっておりましたので、2週間は作業に掛かりっきりでした。
今では分析や今後の展開に傾注できる部分や、今後私が担当を外れても教育ソフトウェアさんがいらっしゃれば滞りなくアンケートを続けていける部分が大変重宝しております。
また、以前であれば学内で作業を行なっていたため、マークシートは別の会社さんに頼んでおりました。
その際はデザイン性がない味気ないマークシートで、極端な例で言えば納品いただいたマークシートが読めないなんて事もありました。
学生が記載しやすいマークシートで、FD活動を良い方向に改善できています
貴社は、マークシートのデザインが素晴らしく、学生が記載しやすいという部分も以外と重要だということが分かりました。
最後に、アンケート項目の設計や集計・分析などにおいても、教育ソフトウェアさんに相談させていただきながら、現在はうまくFD活動を良い方向に改善できていると感じております。
これからもお付き合いしていく中で、もっと教育ソフトウェアさんに委託できる範囲を広げて行きたいと思っております。
現状の取り組み
本格的に授業アンケートに取り組み始めたのは、私が担当し始めた6年前(2005年)かと思います。
その前からも学内にて授業アンケートを実施していたのですが、集計方法(計算方法)や調査項目設計、実施時期等全てを見直す必要があると感じました。
まずは、丁寧に授業アンケートを実施したいと思ったため、従来の全科目実施から1教員1~2科目程度選定して実施する方法に変更しました。
選定することで、学生の「アンケート回答疲れ」を軽減しデータにも精度が出てきました。
次に取り組んでいることは、毎年徹底した調査項目の見直しです。
「経年比較」という要素も重要な為、大きく項目を変えることはできませんが、毎年平均点がまったく変わらない設問などは削り、新しい項目を加えたりしています。
もうひとつは実施時期の見直しを行ないました。
従来は、学期終了時にアンケートを実施しておりましたが、教員へのフィードバックが授業終了後になってしまいますので、学期中5~6回目に実施し、実施後すぐに教員にフィードバックを行なうことで、少しでも授業の改善につなげていこうと思いました。
現在は教育ソフトウェアさんと密に連携して、実施後2週間以内で教員へフィードバックすることができております。
未来への取り組み
現在検討しているのは、アンケート実施媒体をどうするか?どうなっていくのかということが一番考えていることになります。
現在はマークシートでアンケートを行なっておりますが、これからは携帯電話・スマートフォン等での実施についても模索していく必要があります。
実施に係わる通信料の問題などについて、まだまだ検討する余地があるかと思います。
PCでの実施については、回収率の低さがあるので検討はしていません。
担当からお客様へ
この度はお忙しい中インタビューにお答えいただきまして誠にありがとうございました。
ご担当者さまは本当に授業アンケートの事を真剣に考えていらっしゃいますので、私もすごく勉強になっております。
これからも貴校のFD活動が更に活性化され、少しでも貴校のお役に立てると大変嬉しいです。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。